Sponsored Link
Sponsored Link

【図解】Red Hat Enterprise Linux 8インストール手順を解説

Red Hat Enterprise Linux

RHEL(Red Hat Enterprise Linux)8は、サーバー用途として多くの企業で導入されているLinuxディストリビューションです。商用版だけではなく試用版の利用も可能でRed Hat公式サイトからISOイメージをダウンロードできます。試用版の利用できる期間は30日となりますが期間が過ぎた場合、アップデートが出来ませんが継続利用することができます。今回は、事前に試用版のISOイメージを準備し端末にRHEL8をインストールする手順を解説します。

Sponsored Link

Red Hat Enterprise Linux 8インストール

手順 1:
「 Install Red Hat Enterprise Linux 8.x」を選択します。

手順 2:
「 日本語 」 –> 「続行」を選択します。

手順 3:
インストールに必要な機能を集めた「インストール概要」画面が表示されます。
「インストール先」を選択します。

インストール先項目のが表示された部分が付いた項目の設定をするまでインストールは開始できません。

推奨は以下設定です。次項で説明致します。
・ネットワークとホスト名
・ソフトウェアの選択
・時刻と日付

インストール先は、特に設定変更理由がなければデフォルトで問題ありません。
ディスクが1つしかない場合は、既にチェックが入っているため選択は不要です。

Red Hat Enterprise Linux 8をインストールするディスク領域の最小要件は10GB 以上、20GBを推奨しています。システム要件を確認する場合は以下、Red Hat公式サイトを参照ください
https://access.redhat.com/ja/articles/1271503

手順 4:
ネットワーク設定を行います。「ネットワークとホスト名」を選択します。

手順 5:「Ethernet」をオン(有効化)にします。

手順 6:
「完了」を選択すればDHCPで自動でプライベートIPアドレスが払い出され設定されます。
手動で固定IPアドレスを設定する場合は「設定」を選択します。

「IPv4 設定」タブ を選択します。

「メソッド」でDHCP→手動を選択し、アドレスを入力します。

手順 7:
「ソフトウェアの選択」を選択します。

・「ベース環境」はデフォルト値で「サーバー(GUI使用)」が選択されています。GUIではグラフィカルな操作が可能となります。

・「開発ツール」はインストール後すぐにgcc、makeなどのパッケージを利用できるようにチェックを有効にしました。

手順 8:
タイムゾーンを変更するため時刻と日付設定を行います。
「 時刻と日付 」 –> 「 日本 」を選択 –> 「 完了 」を選択します。

手順 9:
「インストールの開始」を選択します。

手順 10:
インストール処理中にシステムの管理者であるrootユーザーのパスワードを設定します。

rootはシステムに対してフルアクセス権を所有しています。
rootユーザーのパスワードの設定は必ず行いましょう。

手順 11:
「パスワードを入力」 –> 「 完了 」を選択します。

手順 12:
続いて一般ユーザーの設定を行います。以下の設定値を任意で行ってください。

フルネーム ユーザーを認識するための設定値
ユーザー名 Red Hat Enterprise Linuxへログイン時に指定するユーザーアカウント
ユーザーを管理者にする 管理権限が必要なアカウントにはチェック
このアカウントを使用する場合にパスワードを必要とする ログイン時にパスワードを利用する
※チェックを推奨します
・パスワードは英字大小、数字及び記号を混ぜ8桁以上のものを使うようにしましょう。
・インストール後に変更することもできます。

手順 13:
画面左下の「完了しました!」を確認後 –>「再起動」を選択します。

手順 14:
自動的にRed Hat Enterprise Linux 8が起動します。再起動後にライセンス認証が必要になります。
「License Information」を選択  –> 「ライセンス契約に同意します」を有効 –> 「完了」を選択します。

手順 15:
「 設定の完了 」を選択します。

Sponsored Link

Red Hat Enterprise Linux 8 ログイン

手順 1:
前手順で作成したユーザーを選択します。

手順 2:
前手順で設定したパスワード入力 –> 「 サインイン 」を選択します。

手順 3:
ようこそ画面で、日本語が選択されていることを確認し「次へ」をクリックします。

手順 4:
「次へ」をクリックします

手順 5:
位置情報サービスは使用しないため、本記事では無効にしています。
「位置情報サービス」をオフ –> 「次へ」をクリックします 

手順 6:
外部アカウントとの連携画面が表示されますが「スキップ」をクリックします。

手順 7:
「Red Hat Enterprise Linuxを使い始める」を選択します。

手順 8:
任意で内容を確認してください。「 初めて使う方へ 」画面を閉じる場合は右上の「閉じる」を選択します。

手順 9:
Red Hat Enterprise Linux 8にログイン完了です。

Sponsored Link
Sponsored Link
Red Hat Enterprise Linux
Sponsored Link
Shima System Academy