【図解】Windows OS(Windows10)からUbuntu Server 20.04 LTS SSH接続手順

Ubuntu Server

Ubuntu Server 20.04 LTSで利用できるSSHサービスは、接続先のコンピュータのコンソール画面をネットワーク接続(SSHプロトコル:デフォルトport22を利用)して接続元の端末から安全に遠隔で操作することができます。

接続方法として、定番ターミナルエミュレーターのTera Term(テラターム)・PuTTY(パティ)などを利用することで外部端末から接続することが可能になります。

本記事では、接続元のクライアントOS:Windows 10からTeraTermを利用し接続先のUbuntu Server 20.04 LTSにSSH接続する方法を説明します。

1. Ubuntu Server 20.04 LTS sshdサービス起動確認

手順 1:
Ubuntu Server 20.04 LTSにログインします。

手順 2:
sshdが起動しサービスが有効(active running)になっていることを確認します。

実行コマンド

systemctl status sshd
sshdサービスが停止している場合は、外部端末からSSH接続することはできません。
「systemctl start sshd」コマンドを実行しsshdサービスを起動します。

2. 接続先Ubuntu Server 20.04 LTSのIPアドレス確認

ネットワーク表示コマンドを実行し接続先のIPアドレス確認します。

実行コマンド

ip addr
IPアドレスは「ifconfig」コマンドでも確認することができますが「net-tools」をインストールする必要があります。何もパッケージをインストールしないで確認するのであれば「ip addr」で良いです。

3. クライアント端末(Windows10)からUbuntu Server 20.04 LTSへの接続

手順 1:
あらかじめWindows10端末にインストールしたTera Term(テラターム)を起動します。
※Tera Termダウンロードサイト:https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/

Tera Termは以下、Windows OSに対応しています。
・Windows 2000
・Windows XP
・Windows Server 2003/2008/2012
・Windows Vista
・Windows 7
・Windows 8.x
・Windows 10

手順 2:
以下、接続情報を入力します。

ホスト:Ubuntu Server 20.04 LTSのip addrコマンドで確認したIPアドレス
TCPポート:22
サービス:SSH

手順 3:
ユーザ名・パスフレーズを入力 -> 「OK」を選択します。

手順 4:
Ubuntu Server 20.04 LTSにSSH接続完了です。

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