Windows Server 2016 のUSB機器の接続を禁止するには、管理者権限のユーザーでグループポリシーを起動し「すべてのリムーバブル記憶域クラス すべてのアクセスを拒否」を有効に変更することでUSB機器の接続を拒否することができます。グループポリシーが適用された状態でリムーバブルディスクをPCに接続した場合、デバイスは表示されますが、ドライブを開く操作をするとアクセスが拒否された画面になります。
本記事では、Windows Server 2016 でのローカルグループポリシー設定を説明しますが、ドメイン参加しているサーバー・クライアント端末に一括で適用する場合はActive Directoryで実施する方が手間が省けます。
Windows Server 2016:グループポリシー USB使用不可設定
   手順 1:
デスクトップ左下「 (Windows マーク)」を右クリック –>「ファイル名を指定して実行」を選択します。      

 手順 2:
「gpedit.msc」を入力しローカルグループポリシーエディターを起動します。      

管理者権限がないユーザーアカウントではグループポリシーを起動することはできないため、設定変更することはできません。

 手順 3:
左側のツリーを展開して以下の設定項目をダブルクリックします。 
[コンピューターの構成]
-[管理用テンプレート]
 -[システム]
  -[リムーバブル記憶域へのアクセス]   
    -[ すべてのリムーバブル記憶域クラス : すべてのアクセスを拒否 ]       

 手順 4: 
「有効」を選択します。    

 手順 5: 
状態が有効になったことを確認します。     

グループポリシーが適用された状態でリムーバブルディスクを接続し、ドライブを開く操作をするとアクセスが拒否された画面が表示されます。

