「Microsoft .NET Framework」はマイクロソフトが無料で提供しているソフトウエア開発&実行用プログラムです。Windowsのソフトを動作させるために必要となる部品の様な役割です。
Windows Server 2016で動作させるアプリケーションによっては.NET Framework 3.5 Featuresが必要となる場合があります。Windows Server 2016 のデフォルト状態では「.NET Framework 4.6 Features」 がインストールされており、.NET Framework 3.5 Featuresがインストールされていません。
インターネット接続できない(外部との通信が遮断された)環境で「.NET Framework 3.5」をインストールするためには物理OSインストールディスクを用意をするか考慮すると思います。今回は、外部接続ができないオフライン環境下での物理OSインストールディスクを利用した「 .NET Framework 3.5 」インストール方法を紹介します。
【事前準備】物理OSインストールディスク挿入
物理OSインストールディスクをドライブに挿入します。
今回はDドライブにOSインストールディスクをマウントしました。マウントドライブ\sources\sxsフォルダ配下に.net3.5をインストールするファイル(.cab)があります。
.NET Framework 3.5インストール
手順 1:
「 (Windowsロゴ) 」をクリック –>「 サーバーマネージャー 」 を選択します。
手順 2:
「役割と機能の追加」を選択します。
手順 3:
開始する前に画面で「 次へ 」を選択します。
手順 4:
インストールの種類の選択画面で「 次へ 」を選択します。
手順 5:
対象サーバーの選択画面で「 次へ 」を選択します。
手順 6:
サーバーの役割の選択画面は何も選択しないで「 次へ 」を選択します。
手順 7:
機能の選択画面で「 .NET Framework 3.5 Features 」を有効化 –>「 次へ 」 を選択します。
手順 8:
インストールオプションの確認画面で「 代替ソースパスの指定 」を選択します。
手順 9:
パスに「 マウントドライブ\sources\sxs 」 を選択します。
手順 10:
インストールオプションの確認画面で「 インストール 」を選択します。
手順 11:
インストール完了しました。「 閉じる 」を選択します。