【図解】Windows Server 2016:「 Windows Defender 」手動スキャン実行手順

Windows Server 2016

Windows Server 2016のエディション Standard・Datacenterには、セキュリティ対策アプリケーションソフト「 WindowsDefender 」がデフォルトでインストールされています。

「 WindowsDefender 」は悪意のあるソフトウェア( スパイウェア、ウイルスなど)・疑わしいアプリケーションソフトの検出をすることができます。Windows10 にも同様のソフトが搭載されておりWindows Server 2016 でも機能の大部分は同じですが、GUIで利用するにはOSインストール時にDesktop Experience(デスクトップ エクスペリエンス)でインストールした場合に既定で「 Windows Defender Antivirus」がインストールされます。

※OSインストール時のDesktop Experience(デスクトップ エクスペリエンス)インストール選択画面

Desktop Experience(デスクトップ エクスペリエンス)でOSインストール後は、役割と機能の追加ウィザード「 Windows DefenderのAntivirus」項目が (有効)となりスキャン機能を利用することができます。

「 WindowsDefender 」スキャンは、クイックスキャン・フルスキャン・カスタムスキャンの3つの種類から実行できます。 各スキャンの違いは以下になります。

・クイックスキャン:システム内で脅威が検出されることが多いフォルダーのみをチェック

・フルスキャン:ハードディスク上のすべてのファイルやプログラムをチェック

・カスタムスキャン:指定したドライブ毎(Cドライブ・Dドライブなど)・フォルダ毎をチェック

以降、WindowsDefender のクイックスキャン・フルスキャン・カスタムスキャンの実行方法、および実行後のイベントビューアでのログ確認方法を解説します。

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1.WindowsDefender クイックスキャン実行方法

手順 1:
左下「(Windowsロゴ)」をクリック –>「 Windows システムツール 」 –>「Windows Defender」を選択します。

手順 2:
「ホーム」タブ ->「スキャンのオプション」->「 クイック 」->「 今すぐスキャン 」を選択します。
※「今すぐスキャン」ボタン実行後、自動でスキャンが開始されます。

Windows Defender のクイックスキャン終了後、画面右下に「Windows Defender スキャンの結果」が出力されます。

Windows Defender のクイックスキャン結果は、イベントビューアに出力されています。ログには、「スキャンの種類」・「スキャンの時間」などを確認することができます。ログの履歴をイベントログから確認する場合は、「Windows Defender」->「Operational」です。ログ履歴の詳細の場所は以下になります。※フルスキャン・カスタムスキャン実行時も同じ場所に出力されます。

・ コンピューターの管理
  – システムツール
   - イベントビューアー
    - アプリケーションとサービスログ
     - Microsoft
      - Windows
         – Windows Defender
          - Operational

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2.WindowsDefender フルスキャン実行方法

手順 1:
「ホーム」タブ ->「スキャンのオプション」->「 フル 」->「 今すぐスキャン 」を選択します。
※「今すぐスキャン」ボタン実行後、自動でスキャンが開始されます。

Windows Defender のフルスキャン終了後、画面右下に「Windows Defender スキャンの結果」が出力されます。

Windows Defender のフルスキャン結果は、イベントビューアに出力されています。ログには、「スキャンの種類」・「スキャンの時間」などを確認することができます。ログの履歴をイベントログから確認する場合は、「Windows Defender」->「Operational」です。ログ履歴の詳細の場所は以下になります。※クイックスキャン・カスタムスキャン実行時も同じ場所に出力されます。

・ コンピューターの管理
  – システムツール
   - イベントビューアー
    - アプリケーションとサービスログ
     - Microsoft
      - Windows
         – Windows Defender
          - Operational

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3.WindowsDefender カスタムスキャン実行方法

手順 1:
「ホーム」タブ ->「スキャンのオプション」->「 カスタム 」->「今すぐスキャン」を選択します。

手順 3:
ドライブ(Cドライブ・Dドライブなど)、対象フォルダを選択 –> 「OK」をクリックします。

「OK」をクリックするとスキャン処理が開始されます。

「 カスタム スキャン 」の終了確認は、ホーム画面に表示されます。

Windows Defender のカスタムスキャン結果は、イベントビューアに出力されています。ログには、「スキャンの種類」・「スキャンの時間」などを確認することができます。ログの履歴をイベントログから確認する場合は、「Windows Defender」->「Operational」です。ログ履歴の詳細の場所は以下になります。※クイックスキャン・フルスキャン実行時も同じ場所に出力されます。

・ コンピューターの管理
  – システムツール
   - イベントビューアー
    - アプリケーションとサービスログ
     - Microsoft
      - Windows
         – Windows Defender
          - Operational