Windows Server 2019のエディション Standard・Datacenterでセキュリティ対策ソフト「 WindowsDefender 」がデフォルトでインストールされ標準で利用することができます。
「 WindowsDefender 」は悪意のあるソフトウェア( スパイウェア、ウイルスなど)・疑わしいアプリケーションソフトの検出・削除をすることができます。Windows10 にも同様のソフトが搭載されておりWindows Server 2019 でも機能の大部分は同じですが、GUIで利用するにはOSインストール時にDesktop Experience(デスクトップ エクスペリエンス)でインストールした場合に既定で「 Windows Defender Antivirus」がインストールされます。
※OSインストール時のDesktop Experience(デスクトップ エクスペリエンス)インストール選択画面

※Desktop Experience(デスクトップ エクスペリエンス)でOSインストール後は、役割と機能の追加ウィザード「 Windows DefenderのAntivirus」項目が(有効)となりスキャン機能を利用することができます。

また、スキャンは3つの方法から実行できます。
・クイックスキャン:システム内で脅威が検出されることが多いフォルダーのみをチェック
・フルスキャン:ハードディスク上のすべてのファイルやプログラムをチェック
・カスタムスキャン:指定したドライブ毎(Cドライブ・Dドライブなど)・フォルダ毎をチェック
今回、解説するスキャンはウイルス感染による危険性が高い領域に特化してスキャンする機能です。以降、各種スキャン実行方法を紹介します。
1.クイックスキャン実行方法
手順 1:
左下「(Windowsロゴ)」をクリック –>「 Windows セキュリティ 」を選択します。

手順 2:
左ペイン「 ウイルスと脅威の防止 」をクリック –>「 クイックスキャン 」を選択します。

2.フルスキャン実行方法
手順 1:
左ペイン「 ウイルスと脅威の防止 」をクリック –>「 スキャンのオプション 」を選択します。

手順 2:
「 フルスキャン 」 –>「 今すぐスキャン 」を選択し実行します。

3.カスタムスキャン実行方法
手順 1:
左ペイン「 ウイルスと脅威の防止 」をクリック –>「 スキャンのオプション 」を選択します。

手順 2:
「 カスタム スキャン 」 –>「 今すぐスキャン 」を選択します。

手順 3:
ドライブ(Cドライブ・Dドライブなど)、対象フォルダを選択 –> 「フォルダーの選択」をクリックします。
